標準マーカーの属性
標準マーカーで紹介した標準マーカーでは,それぞれいくつかの属性を持つように定義されている。標準マーカーの属性については,IMarkerインタフェースで定数として定義されている。
各属性についての解説を以下に示す。カッコ内は属性値の型。
・transient - IMarker.TRANSIENT(boolean)
永続可能マーカーに対して,永続化させないようにするかどうかのフラグ属性。
falseを指定すれば,一時的なマーカーとなる。
・severity - IMarker.SEVERITY(int)
重要度の値の属性。以下の値のどれかから選択。
IMarker.SEVERITY_INFO - 情報
IMarker.SEVERITY_WARNING - 警告
IMarker.SEVERITY_ERROR - エラー
・message - IMarker.MESSAGE(String)
説明文の属性。任意の文字列を指定可能。
・location - IMarker.LOCATION(String)
位置を表す説明文の属性。任意の文字列を指定可能。
プラットフォームで解釈させるわけではない。
対人間用の説明文。
・priority - IMarker.PRIORITY(int)
優先度の値の属性。以下の値のどれかから選択。
IMarker.PRIORITY_LOW - 低
IMarker.PRIORITY_NORMAL - 通常
IMarker.PRIORITY_HIGH - 高
・done - IMarker.DONE(boolean)
処理済のものかどうかのフラグ属性。
Taskマーカーにおいて,タスクが完了したかどうかを指定する。
・userEditable - IMarker.USER_EDITABLE(boolean)
マーカーについてユーザが編集できるかどうかのフラグ属性。
プラットフォームで解釈されるわけではない。
各種エディタやビューでuserEditable属性の解釈が行われる。
・character start - IMarker.CHAR_START(int)
Textマーカーがどこから(何文字目から)開始するかを示す属性。
・character end - IMarker.CHAR_END(int)
Textマーカーがどこで(何文字目で)終了するかを示す属性。
・line number - IMarker.LINE_NUMBER(int)
Textマーカーが何行目かを示す属性。
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